1 回の取引のリスク:投資額を残高の割合で決める
投資額を残高に対する割合で決める方法、1〜2% ルールの本当の意味、連敗が投資額の大きさによってどう効くか、1 日の損失上限の決め方。
1 回の取引のリスクとは、一度の取引で失ってもよいと考える残高の割合です。ハイ/ロー取引では投資額がそのまま最大損失なので、これは簡単に測れます。残高 $500 に対して $10 の投資額なら、リスクはちょうど 2% です。その割合を前もって決めておく意味は単純です。何回続けて負けても耐えられるかがそれで決まり、連敗は可能性ではなく、確実に訪れるものだからです。
投資額 = リスクなので、資金配分は簡単
多くの取引では、損切りまでの距離からリスクを計算します。ここではその必要はありません。負ければ投資額がすべて消え、勝てば投資額にペイアウトが加わって戻ります。したがってポジションサイジングは一行にまとまります。
投資額 = 残高 × リスク割合
アクティブなトレーダー向けのリスク指針の多くは、1 回あたり 1% から 2% のあたりに落ち着きます。これは広く使われている慣例であって、自然の法則ではありません。小さな割合なら、どの一回の取引も、現実的なあらゆる連敗も、深刻な打撃を与えずに済むからこそ存在する慣例です。もっと少なくするトレーダーもいます。はるかに多くする人で長く続く人はごくわずかです。
投資額の早見表
| 残高 | 1 回 1% | 1 回 2% | 1 回 5% |
|---|---|---|---|
| $100 | $1 | $2 | $5 |
| $250 | $2.50 | $5 | $12.50 |
| $500 | $5 | $10 | $25 |
| $1,000 | $10 | $20 | $50 |
| $5,000 | $50 | $100 | $250 |
Sky Trade の最低投資額は $1 です。これが実質的な下限になります。残高 $50 なら、最小の取引でもすでに残高の 2% です。最低投資額でさえ大きな割合になるほど残高が少ないなら、それ自体が有益な情報です。リスク計算ツールを使えば、どんな残高でもこの計算ができます。
なぜ割合が重要か:連敗
ペイアウト率が 100% 未満なので、勝ち越すトレーダーでも長い連敗に見舞われます。結果がほぼ 50/50 なら、200 回の取引のどこかで 7 連敗以上が起こる可能性は、起こらない可能性より高いのです。問題は連敗が来るかどうかではなく、それがあなたに何をもたらすかです。
取引のたびに現在の残高から投資額を計算し直す場合、残高の 4 分の 1 と半分を失うまでに必要な連敗数は次のとおりです。
| 1 回のリスク | 25% を失う連敗数 | 50% を失う連敗数 | 10 連敗後に残る残高 |
|---|---|---|---|
| 1% | 29 | 69 | 90.4% |
| 2% | 15 | 35 | 81.7% |
| 5% | 6 | 14 | 59.9% |
| 10% | 3 | 7 | 34.9% |
1〜2% なら、悪い流れは不快でも耐えられ、何がまずかったかを振り返るための資金と平常心も残ります。10% では、ありふれた連敗で口座が 3 分の 2 削られます。そこから回復するのに何が必要かは、ドローダウンと回復で扱っています。
現在の残高から計算し直すと、連敗中は投資額が小さくなり、連勝中は大きくなります。これは長所です。まさに状況が悪いときに、損害の進み方を遅くしてくれます。
固定するのは割合であって、気分ではない
最もよくある資金配分のミスは、2% ではなく 5% を選ぶことではありません。気分によって投資額を変えてしまうことです。勝った後は冴えている気がして大きく、負けた後は取り返したくて大きく。負けた後に投資額を上げると、普通の連敗が大惨事に変わります。その極端な形はマーチンゲール法が失敗する理由で説明しています。
割合は一度決めてプランに書き込み、変えるのはセッションの途中ではなく、予定した振り返りのときだけにしましょう。
1 日の最大損失:自分だけのブレーカー
Sky Trade には、1 日の損失上限を設ける機能は組み込まれていません。プラットフォームは残高が尽きるまで取引を続けさせてくれるので、1 日のストップは、始める前に決めておくあなた自身の規律です。
シンプルな形は次のとおりです。
- 1 日の損失上限を開始時残高に対する割合で、たとえば 5〜6%。
- 1 日の取引回数の上限を、たとえば 15〜20 回。
- どちらか先に達したほうでセッションを終えます。「もう一つだけセットアップを」という例外はなしです。
ターミナルの設定も少し助けになります。大きな取引の確認をオンにすると、普段より大きな投資額の前にひと呼吸が入ります。そこはしばしば、プランが破られる瞬間です。
具体例
説明用の数字です。リアル残高は $400、1 回のリスクは 2%($8、その日は固定)、1 日の損失上限は 6%($24)です。
- 1 回目:負け。残高 $392。
- 2 回目:ペイアウト率 85% で勝ち、+$6.80。残高 $398.80。
- 3 回目と 4 回目:負け。残高 $382.80。
- 5 回目:負け。残高 $374.80。開始時の $400 から $25.20 のマイナスとなり、$24 の上限を超えました。
その日はここでやめます。翌日の投資額は $374.80 の 2%、約 $7.50 です。この連敗のコストは口座の約 6% で済み、「倍にして取り返す」なら掘っていたはずの、はるかに大きな穴にはなりませんでした。
1 回のリスクと 1 日の損失上限という二つの数字を、取引中に目に入る場所に書いておきましょう。ストレスの中で思い出さなければならないルールは、忘れられがちです。
資金配分にできないこと
ポジションサイジングが制御するのは負ける速さであって、取引が勝つかどうかは変えません。勝率がペイアウト率に対する損益分岐勝率を下回っているなら、投資額を小さくしても損失が遅くなるだけです。根本の計算は初心者の多くが負ける理由をご覧ください。
取引には元本を失うリスクがあります。慎重に資金配分をしても、すべての取引で投資額全額を、そして残高の大部分を失う可能性があります。
よくある質問
トレードの 1% ルールとは何ですか?
一回の取引で残高の約 1% 以上をリスクにさらさない、という一般的な指針です。ハイ/ロー取引では投資額がリスクそのものなので、$500 の 1% の投資額は $5 です。
初心者は 1 回の取引でどれくらいリスクを取るべきですか?
多くの初心者は残高の 1〜2% を使います。正確な数字はあなたが選ぶものですが、大切なのは前もって決め、固定しておくことです。
Sky Trade には 1 日の損失上限がありますか?
ありません。組み込みの 1 日の損失上限はないので、各セッションの前に自分で 1 日の最大損失と取引回数を決め、どちらかに達したらやめてください。
早く取り戻すために、負けた後に投資額を増やすべきですか?
いいえ。負けた後に投資額を上げると、長い連敗の打撃がはるかに大きくなります。これはマーチンゲール型の手法の根本的な欠陥です。