中央銀行
通貨を発行し、金利を含む金融政策を決める機関。たとえば FRB、ECB、日本銀行など。
中央銀行は通貨を管理します。米ドルは連邦準備制度(FRB)、ユーロは欧州中央銀行(ECB)、ほかにもイングランド銀行、日本銀行、スイス国立銀行などがあります。主な手段は政策金利、バランスシートの規模、そしてコミュニケーションです。
初心者はコミュニケーションの部分を過小評価しがちです。中央銀行は決定だけでなく言葉でも通貨を動かします。記者会見、議事要旨、講演、さらには今後の金利の道筋についてのひと言でさえもです。市場は政策を先読みしようとするため、トーンの変化が決定そのものより大きな意味を持つこともあります。
多くの中央銀行は物価の安定を中心とした使命を負っているので、インフレ指標は次に何をしそうかを知る最もわかりやすい手がかりです。雇用や金融システムの安定を重視する中央銀行もあります。
予定された決定の前後には、影響を受けるペアの価格が数秒で上下どちらにも急変することがあります。そうした発表の直前に開いた短い満期の取引は、ペイアウト率100%未満のコイントスに近いものです。日程は経済指標カレンダーに載っており、仕組みは為替レートを動かす要因で解説しています。
ECB は金利を据え置きましたが、総裁が追加利下げは検討していないと発言しました。EUR/USD は決定の時点ではなく、記者会見の最中に45 pip急上昇しました。