高値切り上げ(HH)
前回のスイング高値を上回るスイング高値。安値切り上げとともに上昇トレンドを定義します。
相場の構造は、スイングポイントでトレンドを表します。高値切り上げ(HH)は前回の山より高い山、安値切り上げ(HL)は前回の谷より高い谷です。HH と HL の連続が上昇トレンドの教科書的な定義で、安値切り下げと高値切り下げの裏返しです。
考え方はシンプルですが、適用するには一貫して守るべき決め事が1つあります。何をスイングとみなすかです。多くのトレーダーは、高値の左右に数本のローソク足があることをスイングの条件にしています。ルールがなければ小さな出っ張りがすべて「高値」になり、構造は1分ごとに変わってしまいます。
構造から得られる有用なシグナル:
- 新たな高値切り上げに失敗し、その後直近の切り上げた安値を割り込むのは、上昇トレンドが危うくなった早期のサインです。
- RSI のダイバージェンスのように勢いが弱まりながらの高値切り上げは、息切れを警告します。ただし、それ単独では売りシグナルではありません。
構造は常に時間足と結びついています。M5の上昇トレンドがH1の下降トレンドの中にあることもあります。スイングの付け方の実践的なルールは相場の構造を参照してください。
M15の GBP/USD のスイング高値は1.2650、1.2668、1.2681と続き、その間の安値は1.2625と1.2641です。高値切り上げと安値切り上げのきれいな連続です。