クロス(クロスオーバー)
ある線が別の線を横切る瞬間。速い移動平均が遅い移動平均を、あるいは MACD がシグナル線を横切るなどで、シグナルとして使われます。
クロスは、ルールに基づくシンプルな出来事です。線Aが線Bを横切ること。古典的な形は2本の移動平均線を使います。速い方(たとえば EMA 9)が遅い方(EMA 21)を上抜ければ強気のクロス、下抜ければ弱気のクロスです。日足での50/200 SMA のクロスは、ゴールデンクロスとデッドクロスとして知られています。
クロスが魅力的なのは、当て推量を取り除いてくれるからです。しかし、もとになる移動平均の遅れを引き継ぎます。きれいなトレンドでは動きのかなりの部分が過ぎてから現れ、レンジでは行ったり来たりして、小さな負けを連続させます。どちらもバグではなく、平均線のクロスとはそういうものなのです。
トレーダーがクロスを手なずける方法:
- ADX が20〜25を上回るなど、トレンドのフィルターが相場がトレンドを描いていると示すときだけ使う
- クロスの後のローソク足の確定を条件にする
- クロスで方向を決め、タイミングには別のものを使う
同じ論理は、MACDのシグナル線とのクロスやストキャスティクスの %K/%D のクロスにも当てはまります。Sky Trade のターミナルでは2本の移動平均線を重ねて表示し、その関係を観察できます。移動平均線:SMA と EMAを参照してください。
GBP/USD のM5で、EMA 9 が1.2655で EMA 21 を上抜けました。トレンドのあった午前には20 pipの上昇が続きましたが、午後のレンジでは同じセットアップが1時間に3回反転しました。