スプレッド
銘柄の買値(アスク)と売値(ビッド)の差。通常の取引では、すべてのポジションに組み込まれたコストです。
どの市場も同時に2つの価格を提示しています。売れる価格であるビッドと、買える価格であるアスクです。スプレッドはその差です。EUR/USD がビッド1.08500 / アスク1.08508なら、スプレッドは0.8 pipで、通常のFXのポジションはその分だけわずかにマイナスから始まります。
スプレッドは流動性が厚いとき(活発な時間帯のメジャー通貨ペアなど)に狭く、市場が薄いとき、大きなニュースの前後、日をまたぐロールオーバーの時間帯に広がります。突然の拡大は、それ自体が相場が不安定で価格が飛ぶかもしれないサインです。
固定ペイアウト型の取引は、コストを別の形で組み込んでいます。エントリー時にスプレッドを払う代わりに、100%未満のペイアウト率を受け入れるのです。勝ったときの利益は負けたときの損失より小さくなります。ペイアウト率と100%との差が、ほかの市場でスプレッドが果たす役割を担っていると考えるとわかりやすいでしょう。そのコストの重さは損益分岐勝率が示してくれます。
スプレッドはpipで測ります。レートがどう形成されるかはレートの項目を参照してください。
ビッド1.26490、アスク1.26505なら、スプレッドは1.5 pipです。アスクで買った通常のトレーダーは、損益ゼロにするだけでビッドが1.5 pip上がる必要があります。